演題

OP-294-8

右側結腸癌と左側結腸癌における再発率および長期生存率に関する比較検討

[演者] 鈴木 俊亮:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 諏訪 勝仁:1, 牛込 琢郎:1, 岡本 友好:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的】右側結腸癌 (RC)と左側結腸癌 (LC) における再発率および長期生存率を比較検討する。【方法】1999年1月から2004年12月までに原発巣切除を施行したStage I~IV の進行結腸癌138例を対象とし、これらをRC(回盲部~横行結腸:n = 69)とLC(下行結腸~S状結腸:n = 69)に分類し、無病再発率と全生存率に関して統計学的に解析した。【結果】5年無病再発率・全生存率に関してRCとLCでは有意差を認めなかった。しかし、Stage I/IIにおけるサブ解析では、5年無病再発率(RC:LC = 55%:89% , P = 0.0153)、5年全生存率(RC:LC = 72%:97% , P = 0.0314)と有意差を認め、多変量解析では右側結腸(P = 0.020)、静脈侵襲(P = 0.013)がリスク因子であった。【結語】RCとLCでは長期経過観察で無病再発率および長期生存率に有意差は認めなかったが、Stage I/IIのサブ解析ではRCの方が予後不良であり、とくに右側結腸と静脈侵襲がリスク因子であった。
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