演題

緩和医療における腹膜転移に対するバイパス術、ステント挿入の有効性に関する検討

[演者] 宮地 正彦:1
[著者] 清田 義治:1, 木戸 未来:1, 内野 大倫:1, 森 大樹:1, 大澤 高陽:1, 木村 研吾:1, 藤崎 宏之:1, 安藤 景一:1, 永田 博:1, 大橋 紀文:1, 佐野 力:1
1:愛知医科大学消化器外科

【目的】腹膜転移に対するバイパス術、ステント術の効果を検討した。【対象】腹膜転移による消化管狭窄15例(胃癌初発2例、胃癌術後6例、大腸癌術後3例、膵癌初発1例、子宮癌術後1例、乳癌術後2例)に対し、バイパス術を施行した。胃癌、大腸癌、卵巣癌術後の3例にステント挿入術を施行した。【成績】15例に29ヶ所のバイパス術と6ヶ所の人工肛門造設を行い、一人あたり2.3ヶ所の処置であった。術後縫合不全例はなかった。13例は術後健常時の70%を経口摂取できた。8例に術後化学療法を施行し、1例は術後12ヵ月 CR、1例は26ヶ月PRで生存中である。ステント挿入は胃癌術後例で横行結腸、挙上空腸に施行し、3ヶ月間経口摂取できたが、他の2例は直腸に施行し、頻便と疼痛を認めた。【結語】器械吻合で複数のバイパス吻合も安全、確実に吻合でき、QOLを改善し、化学療法を行うことで長期生存も可能であった。ステント挿入は部位の選択が必要と考える
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