演題

人工肛門閉鎖術における単純皮膚縫合法と環状皮膚縫合法に関する検討

[演者] 和田 佑馬:1
[著者] 三吉 範克:1, 大植 雅之:1, 能浦 真吾:1, 藤野 志季:1, 杉村 啓二郎:1, 秋田 裕史:1, 本告 正明:1, 後藤 邦仁:1, 高橋 秀典:1, 小林 省吾:1, 大森 健:1, 藤原 義之:1, 矢野 雅彦:1, 左近 賢人:1
1:大阪府立成人病センター外科

【目的】当院ではSurgical Site Infection(以下、SSI)サーベイランスを導入し、これまでに単純皮膚縫合法から皮下ドレーンを追加し、さらに環状皮膚縫合法を導入している。今回、人工肛門閉鎖術における環状皮膚縫合法の有用性について、retrospectiveに比較検討したので報告する。【方法】当院で2011年10月から2014年9月までの3年間に人工肛門閉鎖術を施行した55例のうち、単純皮膚縫合法に皮下ドレーンを追加したCD 群29例、環状皮膚縫合法を行ったPS 群26例を対象とた。【結果】両群間で、性別、年齢、術前併存疾患、飲酒喫煙歴、BMI、ASA-PS、術前アルブミン値、手術時間、出血量、入院期間に有意差は認めなかった。SSIの発生頻度に関しては、CD群で4例(14%)、PS群では認めず、PS群で有意に低かった(p=0.049)。【まとめ】人工肛門閉鎖術における環状皮膚縫合法は、創部感染の発生率を低下させ、整容面においても優れた方法であることが示唆された。
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