演題

SY-22-5

局所進行直腸癌に対する温熱化学放射線治療戦略-新たな温熱療法(Neothermia)の面からの検討-

[演者] 東海林 久紀:1
[著者] 江原 玄:1, 茂木 政彦:1, 大澤 清孝:1, 生越 喬二:2, 浅尾 高行:3, 桑野 博行:4
1:日高病院外科, 2:日高病院臨床腫瘍科, 3:群馬大学がん治療臨床開発学, 4:群馬大学病態総合外科

Pilot studyとして温熱療法の標準化、reference pointを模索検討した。【対象と方法】2011年12月から2014年1月までに温熱化学放射線療法を施行した進行直腸癌49例。IMRT50Gy/25回、カペシタビン1700mg/m2/日, 週5回、5クール。温熱療法はサーモトロンRF-8 を用い、1回/週で5回。治療後8週のMRI,PETCT、切除症例(n=32)は、grade3, 2, 1b,1aに分類し評価。累積出力(Watt/min/m2)と累積温度(℃/min/m2)と比較検討した。【結果】1.治療完遂率は 95.9%、手術例33例で、5例はPD、11例は手術を拒否。2.組織学的grade 3 は8例(16.3%), CR,3例(6.1%)、PDは7例(14.3%)。3.累積出力、温度は、中間出力群で中間温度群のみにypCRが見られた。4.累積出力別の温度変化では、高照射群でCRPD群の温度上昇は見られなかった。【結論】RF照射温熱療法の標準化は可能で、新たなReference pointを示せた。RF照射により温度上昇のない例、低照射群では効果が認められなかった。
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