演題

当院における人工肛門閉鎖術の手技の工夫と手術成績

[演者] 藤井 仁志:1
[著者] 大塚 幸喜:1, 木村 聡元:1, 箱崎 将規:1, 松尾 鉄平:1, 吉田 雅一:1, 岩谷 岳:1, 木村 祐輔:1, 新田 浩幸:1, 肥田 圭介:1, 佐々木 章:1, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科

人工肛門閉鎖術において創部感染制御法として、環状皮膚縫合が単純皮膚縫合に比べて優れた方法であり、機能吻合は腸閉塞を減少させると考えられている。当院では腸管吻合は機械吻合、皮膚縫合は環状皮膚縫合を導入している。当院の人工肛門閉鎖術の手技の工夫と手術成績を報告する。2001年7月~2014年2月に人工肛門閉鎖術を施行した102例をSC群 49例、PSC群 53例に分類し比較検討した。手術時間、出血量、食事開始時期、排ガス再開までの期間、術後在院日数に有意差は認めなかった。創感染はSC群 6例(12.2%)、PSC群 1例(1.9%)とPSC群で有意に低率であった。腸閉塞を全例中1例(1.0%)認めた。環状皮膚縫合は創部感染制御として有用であり、器械吻合は腸閉塞予防に有用の可能性が示唆された。
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