演題

当科での骨盤外科における予防的diverting ileostomy

[演者] 上小鶴 弘孝:1
[著者] 井上 雄志:1, 中川 了輔:1, 大木 岳志:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

2010年以降リスク症例で予防的diverting ileostomyを導入している。【対象】男女比15:6、平均年齢59.5歳、併存症12例、術前治療8例、術式:全例腹腔鏡補助下でS状結腸切除1例、高位前方切除1例、低位前方切除12例、括約筋間直腸切除5例、結腸全摘1例、大腸全摘1例【結果】3例縫合不全を認めたが重篤化せず保存的に軽快した。人工肛門関連合併症6例:腸閉塞5例、人工肛門周囲びらん1例。第1回入院中央値17日、閉鎖までの中央値119日。2例人工肛門関連合併症で同一入院中に人工肛門閉鎖を要した。肛門狭窄を7例に認め全例内視鏡的拡張術で改善した。クレアチニン上昇5例、低カリウム血症1例認めた全例可逆的であった。第2回入院中央値9日、人工肛門閉鎖後合併症は初回吻合部の瘻孔1例【結語】予防的diverting ileostomyは縫合不全に伴う感染の重篤化を予防可能で閉鎖は安全かつ容易にできるため術前説明の際に選択肢の一つと提示しても良いかと思われた。
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