演題

OP-292-7

ウシ腸管を用いた各種消化管器械吻合耐圧能に関する検討

[演者] 友利 賢太:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 衛藤 謙:1, 春木 孝一郎:1, 橋爪 良輔:1, 宇野 能子:1, 平本 悠樹:1, 根木 快:1, 北川 和男:1, 小菅 誠:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【背景】現在,大腸手術において器械吻合は重要な役割を果たし,様々な吻合法が行われている.今回,器械吻合部の耐圧試験を行い,各種器械吻合法の強度・弱点を検討した.【方法】ウシ死体の結腸を用い,TA群(三角吻合,TA60 x 3,n=5), DST群(double stapling technique,EndoGIA camel 60mm ,EEA25,n=5),FEEA群(functional end- to-end anastomosis,EndoGIA camel 60mm x 2,n=5) に分け,水槽で加圧し空気漏出を認めた圧(耐圧能),部位を記録した.【結果】TA・DST・FEEA群の順に腸管幅(mean±SD)は,39.6±1.7 mm,37.8±0.8,39.4±1.1 mmで,有意差無く(P=0.085),耐圧能は43.5±10.5 ,19.8±8.2,44.2±12.0 mmHgで, DST群はTA・FEEA群と比較し,有意に低圧で漏出を認めた(P=0.009,0.01).漏出部は,TA・DST群は特徴無く,FEEA群では4 例が側々吻合部先端に認めた.【結論】DST吻合は耐圧能が低く,FEEAでは脆弱部の縫合補強が有用と考えられた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版