演題

OP-292-5

消化管穿孔症例におけるPNIを用いた栄養評価の意義

[演者] 田中 成岳:1
[著者] 萩原 慶:1, 塚越 律子:1, 松本 明香:1, 安藤 裕之:1, 田嶋 公平:1, 森永 暢宏:1, 設楽 芳範:1, 石崎 政利:1, 桑野 博行:2
1:公立藤岡総合病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

【はじめに】PNI(Prognostic nutrition index)は消化器癌手術では吻合の危険度を、化学療法では血液毒性の発現予測として用いられている。今回、消化管穿孔症例でのPNIを用いた栄養評価の意義について検討したので報告する。【対象と方法】2013年4月から2014年7月の間に緊急手術を施行した消化管穿孔症例30例(上部14例、下部16例)。小野寺式PNIに準じPNI値40以上をH群と40未満をL群として検討。【結果】H群66.5±13.4歳、L群67.6±17.5歳で両群間に有意差なし(p=0.852)。転帰に関して(軽快退院/リハビリ転院/死亡退院=H群:20/2/0、L群:6/0/2)H群で有意に良好な転帰(p=0.041)。上部穿孔症例においてL群が有意にDIC関連因子(DFP)高値(p=0.038)。下部穿孔症例では、転帰に有意な差を認めた( p=0.023)。【まとめ】在院死亡症例はPNI低値症例であり、PNI低値症例にDIC傾向を強く認めており周術期には積極的な栄養管理を行う必要性があると思われた。
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