演題

OP-291-7

原発性虫垂癌10例の臨床病理学的検討

[演者] 近藤 宏佳:1
[著者] 山口 茂樹:1, 桑原 隆一:1, 原 聖佳:1, 鈴木 麻未:1, 田代 浄:1, 石井 利昌:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

【目的】原発性虫垂癌は比較的稀な疾患であり、臨床病理学的特徴について検討した。【対象と方法】当科にて2007年4月から2014年7月までに経験した原発性虫垂癌10例(病理組織学的検査が得られたもの)を対象とし、術式、組織型、深達度、転移の有無、予後などにつき検討した。【結果】当科における同時期の大腸癌切除件数は2237例であり、原発性虫垂癌の発生頻度は0.45%であった。平均年齢は55.6歳(32-69歳)、男性2例女性8例。組織型は高分化腺癌3例、低分化腺癌2例、粘液癌4例、粘液嚢胞腺癌1例であり、全例T3以深であった。StageはII 5例、III 1例、IV 4例で、根治度はA6例、Bなし、C4例だった。平均観察期間は592日であり8例が生存中である。【結語】原発性虫垂癌は発見時に進行している症例が多く、リンパ節転移陽性例は少ないものの腹膜播種症例が多かった。根治度A症例は平均観察期間592日で全例生存しており、比較的予後良好だった。
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