演題

OP-290-7

進行直腸癌に対する術前化学放射線療法(CRT)の検討

[演者] 中邑 光夫:1
[著者] 坂田 晃一朗:1, 近藤 潤也:1, 前田 祥成:1, 西村 拓:1
1:下関医療センター

【はじめに】進行直腸癌に対してCRT後に鏡視下手術(RPS)を基本行っている.当科での直腸癌治療の現況について報告する.【対象と方法】2007.11月~2014.8月のCRT施行26例を対象に,CRT前後のstaging,腫瘍最大径の変化,組織学的効果について検討.CRTはmFOLFOX/XELOX±Bev (6週), 40~41.4Gy照射,原則終了6週後に手術.RPS例(N=36)では,CRTの有無(有18,無18)による合併症について検討.【結果】Down stagingは57.7%に認め,腫瘍最大径は6.4cmから3.4cmと有意に縮小. G2以上は76.9%,G3は19.2%認めた.合併症はCRT 55.6%,CRT非施行11.1%に認めた.縫合不全はCRT例40%,CRT非施行11.1%であった.縫合不全例の大半は保存的に軽快.カバーリングストーマ例では縫合不全を認めなかった.【まとめ】CRTは腫瘍縮小効果や抗腫瘍効果は十分認められ有用な方法と思われた.CRTにより合併症が増加し縫合不全率も高いことから,カバーリングストーマなどの対策が必要と思われた.
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