演題

OP-290-5

下部進行直腸癌に対するNACRTの導入:側方郭清の長期成績から

[演者] 山口 悟:1
[著者] 尾形 英生:1, 志田 陽介:1, 井原 啓佑:1, 岡本 健太郎:1, 百目木 泰:1, 中島 政信:1, 佐々木 欣郎:1, 土岡 丘:1, 加藤 広行:1
1:獨協医科大学第一外科

【はじめに】側方郭清症例の転移頻度および長期成績について検討した。現在では、術前治療として化学放射線療法(NACRT)を導入しており、その短期的な治療成績についても検討した。【方法】側方郭清症例の転移頻度および郭清効果indexを算出した。またNACRTはUFT/LV併用小骨盤照射50Gyを施行した。【結果】当院における2000年から2011年までの大腸癌手術件数は1166例で、うち系統的側方郭清を施行されたものが77例。リンパ節転移頻度は#263: 6.5%、#273: 0%、#283: 3.9%、#293: 2.6%、#280: 0%。郭清効果indexは,#263(1.3),#273(0),#283(0),#293(0),#280(0)。以上の検討から#263, #283を照射野に含んだNACRTを開始。治療効果はpCR率18%、Nダウンステージング率64%。【まとめ】NACRTのリンパ節制御率は高く#263、#283を含んだ照射野は妥当であると考えられた。肛門温存率の向上や局所再発率の抑制に寄与する可能性のある有用な治療であると考えられた。
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