演題

OP-290-2

内視鏡下生検組織を利用した直腸癌術前化学放射線療法の治療効果予測—短期照射例の結果を基にした長期照射例の前向き検討—

[演者] 神藤 英二:1
[著者] 識名 敦:1, 上野 秀樹:1, 梶原 由規:1, 久保 徹:1, 深澤 智美:1, 末山 貴浩:1, 山寺 勝人:1, 阿尾 理一:1, 米村 圭介:1, 白石 壮宏:1, 関澤 明徳:1, 市川 度:2, 橋口 陽二郎:3, 山本 順司:1, 長谷 和生:1
1:防衛医科大学校外科, 2:昭和大学腫瘍内科, 3:帝京大学外科

化学放射線療法(CRT)効果予測を血管新生・癌幹細胞マーカー・腫瘍免疫の点から考案【対象】短期CRT後切除のcT3以深Rb癌95例および長期CRT後切除12例【方法】CRT前生検組織にCOX-2、CD133、CD8免疫染色。COX-2、CD133は癌細胞染色割合、CD8は浸潤リンパ球数から分類【結果】1)短期照射例の効果予測: GradeIb以上がCOX-2(+)例は(-)例に比べ低率 (48%vs85%, P=0.005)、CD133(+)例は(-)例に比べ低率 (19%vs66%, P=0.0002)、TIL(+)例は(-)例に比べ高率 (83%vs47%, P=0.004)。downstageはCOX-2、CD133と相関せず、TIL(+)例は(-)例に比べ高率 (52%vs21%, P=0.004)。COX-2(-)/CD133(-)/TIL(+)の3因子中2因子以上で、GradeIb以上(90%vs40%, P=0.0001) downstage(43%vs22%, P=0.03)の症例が高率。2)長期照射例による検証: 3因子中2因子以上でGradeII以上 (75%vs20%, P=0.10)とdownstage (63%vs20%, P=0.27)が高率の傾向【結論】COX-2/CD133/TILは効果予測因子となる
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