演題

OP-289-8

オキサリプラチンによる補助化学療法後の大腸癌再発に関わる因子の検討

[演者] 野澤 宏彰:1
[著者] 西川 武司:1, 田中 敏明:1, 田中 潤一郎:1, 清松 知充:1, 川合 一茂:1, 畑 啓介:1, 風間 伸介:1, 山口 博紀:1, 石原 聡一郎:1, 須並 英二:1, 北山 丈二:1, 渡邉 聡明:1
1:東京大学腫瘍外科

【目的】オキサリプラチン(l-OHP)による補助化学療法後の大腸癌再発に関わる因子について検討する。【方法】当科で2006-2014年にFOLFOX又はXELOXによる補助化学療法を行った大腸癌治癒切除症例の臨床病理学的因子、再発、生存期間などを後方視的に解析した。【結果】結腸癌44例、直腸癌38例で、高・中分化腺癌71例、他の組織型11例であった。T3以下56例、T4 は26例、またN1以下34例、N2以上48例であった。CEA, CA19-9高値は各々14例、7例であった。FOLFOX・XELOXの投与期間中央値は155日であった。374日(中央値)のフォローで18例に再発がみられた。単変量解析でT4、CEA・CA19-9高値例で再発が多く、多変量解析ではT4症例が独立した再発リスク因子であった(odds比:4.6, p=0.02)。T4症例の1年無再発生存率は他症例(82%)より不良であった(69% vs 82%,p=0.009)。【考察】T4症例はl-OHPによる補助化学療法施行後も再発しやすく密なフォローが必要である。
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