演題

OP-289-2

当院における大腸癌術後補助化学療法に対する考え方

[演者] 村上 隆英:1
[著者] 森野 甲子郎:1, 赤神 正敏:1, 池田 房夫:1, 沖野 孝:1, 井田 健:1
1:公立甲賀病院外科

大腸癌StageⅢ、StageⅡ high risk症例に対する術後補助化学療法において、当院として一定の共通認識で治療を行うべく、術後補助化学療法の検討を行った。2001年からの10年間に当院でR0手術を行った大腸癌症例441例のうち、StageⅡ、Ⅲa患者を臨床・病理学的に検討した。性別、占拠部位、術前穿孔・腸閉塞、術前CEA値、術前補助化学療法の有無といった臨床学的項目のうちStageⅡ、Ⅲaともに術前CEA10ng/ml以上の症例に高い再発率を認めた。そこで当院におけるStageⅡ high riskは、海外の主要ガイドラインの共通項目である、深達度T4、郭清リンパ節個数12個以下、低分化などの組織型、術前穿孔の4項目に加え、術前CEA10ng/ml以上の高値例を加えた5項目とした。また、StageⅢaはStageⅡ同様にhigh riskとlow riskに分類し、StageⅡ high riskとStageⅢa low riskにはUFT/LVを、StageⅢa high riskにはL-OHP併用レジメンを使用することとしている。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版