演題

OP-289-1

大腸癌術後補助化学療法の効果に関する検討

[演者] 大地 貴史:1
[著者] 衣笠 哲史:1, 白岩 祥子:1, 片桐 光浩:1, 田尻 健介:1, 吉田 直裕:1, 藤野 真也:1, 吉田 武史:1, 溝部 智亮:1, 岡 洋右:1, 赤木 由人:1
1:久留米大学外科

大腸癌stageIIIでは術後補助化学療法が行われる。しかし、効果予測因子に関する報告はない。【目的・方法】2006年~2009年にR0手術を施行されたstageIII大腸癌125例を対象とした。全生存率(OS)をアウトカムとし、COXの比例ハザードモデルで臨床病理学的因子を用いサブグループ解析を行った。【結果】補助化学療法は66例(52%)で施行されていた。年齢に有意差を認めた (平均値71.5 ±1.59 vs 64.3±1.50) 。補助化学療法の効果の有無をみると、5年生存率で84%vs 67%、p=0.0315と生存率の改善を認めた。サブグループ解析では年齢61-70歳、男性、高・中分化腺癌、N3、v陽性、BD陽性、stage IIIb(取扱い規約第8版), stage IIIc(TNM7版)で 補助化学療法が有意に死亡のリスクを下げた。【考察】60歳代の男性、進行度が高く、静脈侵襲等の悪性度の高いものでより効果を認める傾向を認めた。これらの症例では積極的に術後補助化学療法を導入すべきと考えられた。
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