演題

OP-288-6

SNSを利用して行った多施設共同臨床試験:デキサメサゾンによるオキサリプラチンの過敏反応の予防に関する試験(The AVOID trial)

[演者] 岩本 慈能:1
[著者] 吉田 陽一郎:2, 平田 敬治:3, 松岡 宏:4, 小高 雅人:5, 愛洲 尚哉:2, 星野 誠一郎:2, 瀧井 康公:6, 小坂 健夫:7, 前田 耕太郎:4, 山下 裕一:2
1:関西医科大学枚方病院外科, 2:福岡大学消化器外科, 3:福岡山王病院外科, 4:藤田保健衛生大学下部消化管外科, 5:佐野病院消化器がんセンター, 6:新潟県立がんセンター新潟病院外科, 7:金沢医科大学一般・消化器外科

背景: 日常診療における過敏症の発現頻度は12-20%程度と報告されている。この第Ⅱ相前向き研究ではオキザリプラチンの過敏症の制御にデキサメサゾン(DEX)のオキザリプラチンへの混注の有効性を評価する。方法: DEXの混注が8サイクルまでのオキザリプラチンの過敏症の予防効果を検証した。症例登録・調査票の回収はFAXで行ったが、試験事務局と各研究者との連絡・意見交換はSNS(Facebook®)を経由して行った。XELOX療法または XELOX +bevacizumab療法が施行された結腸・直腸がんの73例が登録された。全症例に対しオキザリプラチン(130mg/m2)はDEX(6.6mg/body)ともに投与された。結果: 8サイクルまでの過敏症は2例(2.74%)に見られた(発赤:Grade1)。結語:DEXの混注はオキザリプラチンによる過敏症の頻度を軽減させることが示唆された。SNSを利用することにより迅速に情報共有することが可能でありE-mailより有用なメディアになると思われた。
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