演題

OP-287-8

Salvage lineにおける進行・再発大腸癌に対するregorafenib/TAS-102 monotherapyの治療成績と今後の展開

[演者] 楠本 哲也:1
[著者] 木村 和恵:1, 堤 敬文:1, 太田 光彦:1, 杉山 雅彦:1, 楠元 英次:1, 坂口 善久:1, 池尻 公二:1, 佐伯 浩司:2, 沖 英次:2, 前原 喜彦:2
1:国立病院九州医療センター消化器センター外科・がん臨床研究部, 2:九州大学消化器・総合外科

進行・再発大腸癌患者に対する新規薬剤regorafenib(REGO)とTAS-102(TAS)の実地臨床における有用性を明らかにする目的で本研究を行った。当院で標準化学療法後にREGが投与された進行・再発結腸・直腸癌16例(うち1例に5th line TAS投与)を対象に治療成績と安全性を単施設・後ろ向きに解析した。対象の平均年齢60歳、PS0/1 10/6例、KRAS w/m 12/4例。評価可能12例におけるREGの抗腫瘍効果はORR0%, DCR33%. なお腹膜病変に有効なるも同一例の肝転移にPDの症例が3例あり。初回治療からのMST1094日、REG開始後MST 220日。REGの有害事象は肝機能障害、手足症候群が各Gradeでほぼ全例にみられ、その他下痢、倦怠感、嘔吐、嗄声等多彩であったが減量休薬で安全に投与可能。DI 60%。TASは肝転移に対してREG不応後の1例に投与され、SDながら腫瘍縮小傾向と腫瘍マーカー減少が認められた。以上から、実地臨床における3次治療以降のREG, TASの有用性が示唆された。
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