演題

OP-287-3

切除不能進行大腸癌に対するRegorafenib療法の安全性と有効性の検討

[演者] 末田 聖倫:1
[著者] 坂井 大介:2, 工藤 敏啓:2, 林 太郎:3, 植村 守:1, 西村 潤一:1, 畑 泰司:1, 竹政 伊知朗:1, 水島 恒和:1, 山本 浩文:1, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1, 佐藤 太郎:2
1:大阪大学消化器外科, 2:大阪大学消化器癌先進化学療法開発学, 3:友紘会彩都友紘会病院

【背景】Regorafenibは2013年に本邦で承認された経口マルチキナーゼ阻害薬である。【目的・方法】2013年3月~2014年8月にRegorafenibを投与した切除不能大腸癌患者19例を対象とし検討した。【結果】年齢中央値59歳、男/女:10/9、PS 0/1:10/9、Kras野生型/変異型/不明:7/9/3であった。有効性に関しては、病勢制御割合が36.8%、無増悪生存期間中央値は68日、生存期間中央値は5.5ヶ月であった。Grade3以上の有害事象として、手足症候群 15.7%、高Bil血症 5.3%、AST/ALT上昇 15.7%、高血圧 5.3%を認めた。観察期間中に18例が投与中止となり、原因は病勢増悪が11例、有害事象が4例、腫瘍穿孔が1例、患者希望が1例、他病死が1例であった。また15例が休薬あるいは減量を要し、原因として手足症候群、肝機能障害、高血圧、血小板減少などを認めた。【結語】Regorafenib療法は適切な休薬あるいは減量を行うことで安全に投与可能であり、既報と同等の有効性を示した。
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