演題

OP-285-6

スタチン内服による肝細胞癌に対する肝切除後再発抑制効果に関する検討

[演者] 東 孝暁:1
[著者] 林 洋光:1, 武山 秀晶:1, 有馬 浩太:1, 甲斐田 剛圭:1, 高城 克暢:1, 坂本 慶太:1, 坂田 和也:1, 岡部 弘尚:1, 新田 英利:1, 橋本 大輔:1, 近本 亮:1, 別府 透:2, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科, 2:熊本大学消化器癌集学的治療学

(はじめに)近年、スタチンが有する抗腫瘍効果が注目されている。今回、初回肝切除後の肝細胞癌患者におけるスタチンの抗腫瘍効果について検討した。(対象・方法)2007年から2012年に当科で初回肝切除術を施行した肝細胞癌患者266例を対象とした。スタチンを術前から術後にかけて継続して内服していた症例は20例 (7.5%)であった。(結果)背景因子において2群間に有意差を認めたのは、年齢(P=0.036)、Alb値(P=0.017)、Plt値(P=0.009)であった。その他の術前因子、腫瘍因子、手術因子に有意な差は認めなかった。スタチン内服の有無は全生存期間の延長には寄与していないものの(P=0.529)、無再発生存期間において有意な延長効果を有することが分かった(P=0.038)。(結語)肝細胞癌患者の初回肝切除後においてスタチン内服は有意な無再発生存期間の延長効果を有していた。
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