演題

OP-285-4

C型慢性肝炎合併肝細胞癌に対する術後ペグインターフェロンα-2A少量長期投与の短期治療成績

[演者] 大場 範行:1
[著者] 金本 秀行:1, 京田 有介:1, 高橋 道郎:1, 高木 正和:1, 渡辺 昌也:1, 大端 考:1, 佐藤 真輔:1, 瀧 雄介:1, 土屋 博紀:1, 孝本 達矢:1
1:静岡県立総合病院外科

C型慢性肝炎を伴う肝細胞癌17例に術後ペグインターフェロンα-2A(PEG)少量長期投与を施行した。17例は平均年齢72.8歳、肝硬変が11例でINF投与開始時は明らかな再発なかった。PEGは90μ2週間毎投与で開始、症例により45μ投与、3週間毎90μ投与とした。投与期間は平均16.5ヶ月、投与回数は平均23.7回であった。投与後16例(94%)でALTが低下、9例中8例が正常化した。AFPは13例(76%)で低下、4例は5ng/ml以下に低下。7例(41%)でウイルスが陰性化、副作用は皮疹2例、肝機能障害1例、好中球減少1例でいずれも軽症。死亡例はなく2例再発、再切除とRFAが施行された。PEGによる治療は重篤な副作用がなくウイルス陰性化率が非常に高率であったが、理由は不明である。再発抑制効果は観察期が短く今後検討が必要であるが、当院での1年後の無再発生存率よりも良好であった。本治療は今後経口剤に変わられると思われるが、残しておきたいオプションである。
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