演題

OP-285-2

肝切除術前の画像診断の現況

[演者] 尾原 伸作:1
[著者] 野見 武男:1, 山戸 一郎:1, 北東 大督:1, 安田 里司:1, 庄 雅之:1, 山田 高嗣:1, 赤堀 宇広:1, 川口 千尋:1, 木下 正一:1, 中島 祥介:1
1:奈良県立医科大学消化器・総合外科

【はじめに】当科では.肝腫瘍の診断や肝切除範囲の決定に高容量造影CTとEOB-MRIの併用を原則とし,必要症例には術前/術中にソナゾイド造影USも行う. 【目的】各モダリティーの診断精度の検証. 【対象・方法】原発性肝癌/大腸癌肝転移の診断で肝切除を施行した138例(12年1月~14年4月).各モダリティーで指摘し得た腫瘍数と組織学的診断を確認.【結果】検討1:原発性肝癌89例の検討.CT84例(94.4%),MRI86例(96.6%),造影US57例(64.0%)で施行.切除後5例(5.6%)で悪性所見なし(腺腫1,AML2,FNH1,過誤腫1).CT/MRを両方施行した81例で4病変がCT/MRIのいずれかでのみ指摘(CT:1,MRI:3).検討2:大腸癌肝転移49例の検討.腫瘍数中央値は2個(1-19).CT/MRIを両方行った47例中12例(25.5%)で腫瘍の指摘個数が乖離.11例はMRIで多く指摘.術中の造影USで検知された病変が3例で存在.【結論】画像診断の併用は正確な診断に寄与.特に大腸癌肝転移でMRIが有用.
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