演題

OP-284-5

血清マイクロRNA解析に基づいた肝細胞癌再発予測の可能性

[演者] 平野 勝久:1
[著者] 松井 恒志:1, 渡辺 徹:1, 山口 哲司:1, 奥村 知之:1, 長田 拓哉:1, 塚田 一博:1
1:富山大学消化器・腫瘍・総合外科

非B非C肝細胞癌症例の血清miRNAを解析し、同定されたmiRNAとの関連が指摘されている遺伝子について、肝細胞癌の組織マイクロアレイ(TMA)を評価し再発予測因子としての有用性を検討した。当科で2011年から2013年の間に肝細胞癌に対して根治的切除が施行された57症例のうち、非B非C肝細胞癌6例の血清を3D-Gene chip (東レ)を用いて網羅的に解析した。また6例を術後1年以内に再発した群(3例)と、1年以上再発を認めない群(3例)に分類し、発現に8倍以上の差を認めるmiRNAを同定した。これらと関連が指摘されている遺伝子を免疫染色したTMAを用いて40例を対象として、腫瘍部、辺縁部での発現の分布と強度を評価した。miRNA解析の結果、miR-23a-3p, miR-23b-3p, miR-26a-5p, miR-125b-1-3p, miR-223-3p, miR-1246が同定され、それぞれと関連があるp53, HGF-cMet, Lin28Bについて免疫染色を行った。腫瘍辺縁部におけるc-Metに関して、発現の有無とDFSに有意差を認めた。
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