演題

OP-284-3

Epigallocatechin gallateはABCトランスポーター関連因子を介して抗腫瘍効果を発揮する

[演者] 岩橋 衆一:1
[著者] 島田 光生:1, 森根 裕二:1, 居村 暁:1, 池本 哲也:1, 荒川 悠佑:1, 齋藤 裕:1, 山田 眞一郎:1, 寺奥 大貴:1, 吉川 雅登:1
1:徳島大学外科

【はじめに】消化器癌における化学療法治療抵抗性において十分な成果が挙げられていない。Epigallocatechin gallate(EGCG)のNek2を介したsphereに対する抗腫瘍効果を認めるといった知見を得たので報告する。【方法】検討1.HepG2(ヒト肝癌細胞株)・HCT-116(ヒト大腸癌細胞株)においてEGCGの抗腫瘍効果を検討。検討2.sphereを作製しEGCGの抗腫瘍効果と形態変化を検討し、遺伝子変化をRT-PCR法にて検討。【結果】検討1:HepG2・HCT-116においてEGCGは濃度依存性に抗腫瘍効果を認めた。検討2:HepG2・HCT-116においてEGCG付加よりsphereの形態解除を認め、sphereでのstemness gene(CD133, Nanog)の発現低下を認めた。さらにsphereでのABCトランスポーター関連遺伝子(ABCC1, ABCG2, Nek2)の発現低下を認めた。【まとめ】消化器癌においてEGCGはNek2を介してstemnessを解除する作用を有し、新たな抗腫瘍薬剤として使用できる可能性があると考えられた。
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