演題

広島大学病院における脳死肝移植登録症例の検討

[演者] 石山 宏平:1
[著者] 大平 真裕:1, 田原 裕之:1, 井手 健太郎:1, 小林 剛:1, 田代 裕尊:1, 大段 秀樹:1
1:広島大学消化器・移植外科

【はじめに】今回、広島大学で脳死下肝移植登録を行った患者背景と転機について検討を行った。【対象】2006年6月~2014年9月までの期間に広島大学で脳死下肝移植登録を行った85例を対象とした。内訳は、男性55人、女性30人、原疾患は劇症肝炎4例、C型肝硬変32例、B型肝硬変9例、Wilson病2例、PSC3例、PBC5例、アルコール性6例、その他24例であった。【結果】初回申請時の緊急度別登録状況は1点1例、3点12例、6点57例、8点3例、10点(改正前の9を含む)12例となっていた。全体の転機は、死亡43例(51%)、待機中12例(14%)、脳死肝移植11例(13%)、生体肝移植11例(13%)、却下・保留7例、取り消し8例であった。【結語】脳死下肝移植は、生体肝移植では救命困難な重症例に対しても有効と考えるが、更なる脳死下移植の普及により、少しでも全身状態が安定している時期に移植が行われることが望ましいと考えられる。
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