演題

OP-282-5

CD133の細胞質発現は肝外胆管癌および胆嚢癌の重要な予後因子である。

[演者] 水上 達三:1
[著者] 蒲池 浩文:1, 三橋 智子:2, 敦賀 陽介:1, 畑中 豊:2, 神山 俊哉:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I, 2:北海道大学病理部

【背景】CD133は各種悪性腫瘍における最も重要な癌幹細胞マーカーの一つである。胆道癌においては、肝内胆管癌におけるCD133の臨床病理学的意義に関する報告は存在するもののcontroversialであり、肝外胆管癌および胆嚢癌における報告はこれまでに存在しない。【方法・目的】2000年から2010年に当科で手術を行った肝外胆管癌59症例および胆嚢癌23症例の切除検体におけるCD133発現が臨床病理学的因子および予後に与える影響を、免疫組織化学的染色法を用いて検討した。【結果】CD133細胞質内発現は20例あり、それらは分化度、pT因子および再発と正の相関関係を認めた(P<0.05)。また、単変量および多変量解析においても細胞質内発現は有意な予後因子であった(P<0.01)。【結論】CD133の細胞質内発現は肝外胆管癌および胆嚢癌における予後因子となりうることが示唆された。
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