演題

OP-282-4

肝門部領域胆管癌におけるMET、RONの発現と予後との相関に関する検討

[演者] 渡辺 博行:1
[著者] 横山 幸浩:1, 國料 俊夫:1, 江畑 智希:1, 伊神 剛:1, 菅原 元:1, 水野 隆史:1, 山口 淳平:1, 梛野 正人:1
1:名古屋大学腫瘍外科

【目的】悪性腫瘍において、受容体型チロシンキナーゼであるMETとRONの発現が予後と相関すると報告されている。治癒切除後の肝門部胆管癌におけるMET、RON発現と臨床病理学的所見および予後との関係について検討した。【方法】2001年から2007年に当科で、治癒切除された肝門部胆管癌169症例にMET、RONに対する免疫染色を施行した。染色強度により、(-)、(+)、(++)と分類し、(++)の場合を陽性とした。MET、RON共に(++)であった症例をBoth Positive(BP)群、その他の症例をEither Negative(EN)群とした。【結果】臨床病理学的所見では、BP群とEN群の間に有意差は認めなかったが、全生存率はBP群で低い傾向にあった。Stage III、IVa(UICC第7版)症例では、BP群はEN群に比べ生存率が有意に低く、多変量解析は、BP群とリンパ節転移陽性群が予後不良であった。【結論】MET、RON共に強陽性である進行肝門部胆管癌症例は、治癒切除後も予後不良である傾向がある。
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