演題

OP-282-1

胆管癌におけるNerve Growth Factor発現と神経周囲浸潤との関連性についての検討

[演者] 浦部 和秀:1
[著者] 村上 義昭:1, 上村 健一郎:1, 橋本 泰司:1, 近藤 成:1, 中川 直哉:1, 佐々木 勇人:1, 迫田 拓弥:1, 大毛 宏喜:2, 檜山 英三:3, 末田 泰二郎:1
1:広島大学応用生命科学部門外科, 2:広島大学感染症科, 3:広島大学自然科学研究支援開発センター

【背景】 我々は胆管癌神経周囲浸潤(PN)が予後不良因子と報告したが,PN予測因子は不明である.そこで過去少数報告があるNGFに着目し関連性を検討した.【目的】 胆管癌でNGF発現を免疫組織学的に評価しPNとの関連性を解析する.【対象と方法】 1999年9月~2014年4月に切除した中下部/肝門部胆管癌,計118例.腫瘍最大割面で5μm切片を作成,抗NGF抗体(abcam社,ab52918)を用いて免疫組織学的染色を施行.NGF発現なしをGrade0, 弱発現をGrade1, positive control同等をGrade2, 強発現をGrade3に分類,Grade0と1をLow NGF群,Grade2と3をHigh NGF群に分類した.【結果】 NGF発現はGrade0:17例,Grade1:26例,Grade2:44例,Grade3:31例,Low NGF群は43例(36.4%),High NGF群は75例(63.6%). Low NGF群とHigh NGF群でPNの有無(p=0.70),予後(p=0.90)に有意差を認めなかった.【結論】 胆管癌におけるNGF発現はPN予測因子としての意義が乏しいことが示唆された.
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