演題

OP-281-8

これまでの職業性胆管癌症例の検討–大阪での17例と新規労災認定9例の比較−

[演者] 木下 正彦:1
[著者] 中沼 安二:2, 竹村 茂一:1, 田中 肖吾:1, 新川 寛二:1, 西岡 孝芳:1, 濱野 玄弥:1, 伊藤 得路:1, 江田 将樹:1, 久保 正二:1
1:大阪市立大学肝胆膵外科, 2:静岡県立静岡がんセンター病理診断科

【緒言】大阪のS社における職業性胆管癌事例に続き、他社での症例も労災認定を受けている。【対象と方法】S社での職業性胆管癌17例と、他社9例の臨床病理学的所見を比較した。【結果】年齢はS社25-45(中央値36)歳、他社31-57(中央値46)歳で、全例男性であった。全例で初診時γGTP値は高値であった。S社では肝内胆管癌(ICC)10例、肝外及び肝門部胆管癌(ECC)5例、ICC+ECC重複2例で、他社はICC4例、ECC5例であった。ICC症例では画像上、腫瘍による閉塞を伴わない限局性末梢胆管拡張をS社5例に、他社2例に認めた。外科的切除はS社12例、他社4例に施行され、病理学的検討が可能であったS社9例、他社4例全例で前癌病変や胆管傷害像が認められた。初診後の全生存期間はS社293-2642(中央値672)日、他社255-2671(中央値825)日であった。【結語】他社での症例もS社と概ね類似した特徴を有していた。
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