演題

OP-281-7

肝門部胆管癌術後肝不全症例の検討

[演者] 清水 貞利:1
[著者] 塚本 忠司:1, 金沢 景繁:1, 村田 哲洋:1, 栄 政之:1, 小塚 雅也:2, 山根 心:2, 栗原 重明:2, 田嶋 哲三:2, 出口 惣大:2, 後藤 航:2, 田内 潤:2, 吉井 真美:2, 李 友浩:2, 日月 亜紀子:2, 玉森 豊:2, 山本 篤:2, 井上 透:2, 山下 好人:2, 西口 幸雄:2
1:大阪市立総合医療センター肝胆膵外科, 2:大阪市立総合医療センター消化器外科

当院における肝門部胆管癌切除症例のうち術後肝不全症例について検討をおこなった.対象:2005年10月から2014年6月までに当院にて肝門部胆管癌に対して手術を施行した19例.結果:男性13例,女性6例.平均年齢68.7歳.Bismuth分類:II/IIIa/IIIb/IV:2/5/8/4.手術術式:左葉切除9例,左三区1例,右葉切除9例.術後肝不全症例6例(31.6%):右葉切除5例,左葉切除1例.肝不全症例のうち2例は在院死(10.5%).肝切除率は肝不全(-)症例38.4%,肝不全(+)症例52.2%.残肝ICG消失率は肝不全(-)症例0.125(0.074-0.207),肝不全(+)症例0.061(0.047-0.091)であった.肝不全(+)症例は6例中5例(83.3%)に合併症を認め,うち術後門脈血栓症を3例に認めた.考察:右葉切除症例,残肝ICG消失率が0.07以下の症例は手術適応を慎重に検討する必要があると考えられた.術後肝不全につながる合併症として術後門脈血栓症が重要であり対策を検討する必要があると考えられた.
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