演題

OP-281-6

胆道癌における非根治切除の意義についての検討

[演者] 篠崎 健太:1
[著者] 味木 徹夫:1, 松本 拓:1, 村上 冴:1, 吉田 優子:1, 浅利 貞毅:1, 後藤 直大:1, 南野 佳英:1, 石田 潤:1, 植田 亜津紗:1, 外山 博近:1, 木戸 正浩:1, 楠 信也:1, 福本 巧:1, 具 英成:1
1:神戸大学肝胆膵外科

[背景]胆道癌特有の合併症である閉塞性黄疸、胆管炎、胆嚢炎に対し、原発巣切除・胆道再建による胆道閉塞解除が有用であることを我々はこれまでに報告してきた。[対象と方法]2008年から2013年にR2手術となった58例を、根治切除を企図し予定通りの手術を完遂した群(Curative; C群)、術前/術中の判断で主病巣切除のみにとどめた群(Palliative; P群)、腫瘍切除を行わなかった群(Unresected; U群)に分類し検討した。[結果]C群、P群の術式は、PD/肝葉切除/胆管切除/その他が6/15/2/0例、0/6/7/8例であり、C群でより拡大手術が施行されていた。術後はほぼ全例でGEMを中心とした化学療法を施行した。術後生存期間中央値は、C群:397日、P群:473日、U群:244日(P=0.0004)であった。[結語]R2症例では、C群とP群間の予後の差はなく、U群よりは有意に良好であった。主病巣のみの切除にも緩和的意義のみならず一定のlife-benefitがあることが示唆された。
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