演題

臓器移植法改正前後における脳死肝移植登録患者の検討

[演者] 亀井 秀弥:1
[著者] 今井 寿:1, 大西 康晴:1, 石上 雅敏:2, 小倉 靖弘:1
1:名古屋大学移植外科, 2:名古屋大学消化器内科

【目的】臓器移植法改正前後における当院での脳死肝移植登録患者の状況を報告する。【対象】2000年9月から2014年8月まで、脳死肝移植登録認定を受けた症例を対象とした。【結果】当院にて脳死肝移植登録を行ったのは、計215例で、その転帰は、死亡が90例(41.9%)、生体肝移植31例(14.4%)、登録取消(改善症例を含む)27例(12.6%)、脳死肝移植19例(8.8%)、海外渡航8例(3.7%)、で、現登録者が40例(18.6%)となっている。登録患者の累積生存率は1年、3年、5年でそれぞれ63.9%、51.2%、46.2%、法改正後に登録した患者の累積生存率は、1年、3年でそれぞれ64.3%、47.6%で、法改正前と同様であった。登録中死亡例90例のうち53例が、死亡時医学的緊急度6点であった。【結語】法改正後も脳死肝移植の機会は十分ではなく、さらなるドナーアクションが必要である。
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