演題

OP-281-1

肝門部胆管癌に対する根治切除を目指した治療戦略

[演者] 浅岡 忠史:1
[著者] 永野 浩昭:1, 小林 省吾:1, 富丸 慶人:1, 友國 晃:1, 和田 浩志:1, 川本 弘一:1, 丸橋 繁:1, 江口 英利:1, 梅下 浩司:2, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1
1:大阪大学消化器外科, 2:大阪大学周手術期管理学

肝門部胆管癌に対する今後の課題について検討するとともに、血行再建を伴う手術手技についてビデオを供覧する。【方法】2013年12月までに切除を行った肝門部胆管癌104例を対象に臨床病理学的因子を検討した。【結果】年齢67歳、男女比70:34、手術時間680分、出血1630ml、血行再建を要した症例は22例あり、60%でR0切除が得られていた。単変量では、血行再建、胆管周囲進展度、リンパ節転移、静脈浸潤、神経周囲浸潤、根治度が予後因子であり、多変量ではリンパ節転移(p=0.034)と根治度(p=0.031)が独立因子であった。3年生存率はリンパ節転移陽性例で26%と陰性例の57%に比して不良で、R0切除例は53%であるのに対してR1/2切除例では35%と不良であった。【結語】R0切除が期待できる症例に関しては血管合併切除も考慮することとともに、リンパ節転移陽性例に対する新たな治療戦略が予後改善には必要と思われた。
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