演題

OP-280-3

市中病院での胆管癌治療におけるMajor HPDの意義と課題

[演者] 青野 髙志:1
[著者] 鈴木 晋:1, 金子 和弘:1, 佐藤 友威:1, 岡田 貴幸:1, 武藤 一朗:1, 長谷川 正樹:1
1:新潟県立中央病院外科

【目的】胆管癌治療におけるMajor HPD(HPD)の意義と課題を明らかにする.【方法】肝外胆管癌連続95例を対象.術式はPD66例,胆管切除を伴う肝切除20例,HPD5例,胆管切除4例. 術前術中診断能,術後成績を検証. 【結果】術前診断し得ない広範囲進展が16.9%に存在.術中迅速組織診による正診率92.7%.重症合併症が10.5%に発症し2例が死亡. 発症リスク因子として,80歳以上,HPD施行が抽出.多変量解析による予後規定因子として, 術前胆管炎発症,80歳以上,術前広範囲と診断,R1/2切除,StageⅣが抽出.広範囲胆管癌31例のR0切除率32.3%は他部位に比べ低率で,予後不良な傾向.HPD術後60%に重症合併症を生じたが,全例回復. MST 112ヵ月はHPD以外でR1/2となった19例の14ヵ月より良好(P=0.016).【結論】胆管癌治療にはR0切除が重要で,R0を目指した広範囲胆管癌に対するHPD施行例の予後は良好.術前術中水平進展診断能の向上と80歳以上高齢者に対する治療戦略の構築が今後の課題.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版