演題

OP-279-7

肝切除術後D-dimer値測定の臨床的意義

[演者] 間下 直樹:1
[著者] 杉本 博行:1, 神田 光郎:1, 岩田 直樹:1, 田中 千恵:1, 小林 大介:1, 山田 豪:1, 中山 吾郎:1, 藤井 努:1, 小池 聖彦:1, 野本 周嗣:1, 藤原 道隆:1, 小寺 泰弘:1
1:名古屋大学消化器外科

【目的】肝切除術後DD値は血栓症以外の様々な因子に影響されると考えられ、経時的に測定し周術期因子との関連を検討した。【方法】2012年4月より2014年8月までに施行し術後にDDを測定した肝切除症例76例を対象とした。背景肝は正常肝33例、障害肝43例。DDは第1、第7病日に測定(以下DD1, DD7)し、背景肝、手術時間(以下OT)、出血量(以下BL)、血栓症(以下VT)の有無、胆汁漏の有無との関連につき検討した。【結果】VTは8例、胆汁漏は12例に合併した。全症例の平均OT; 363±156分、BL; 721±718ml、DD1; 9.18±6.95μg/ml(施設基準値<1.0)、DD7; 12.6±8.68μg/mlと術後DDは著明高値を示した。周術期因子別ではDD1はVTあり群、胆汁漏あり群で高値(p=0.024, p=0.001)、DD7はOT360分以上群、BL1000ml以上群、胆汁漏あり群で高値(p=0.019, p=0.002, p=0.003)であった。【結語】肝切除術後DD値はVT以外にも手術因子、術後合併症などの周術期因子と関連した。
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