演題

OP-279-4

術中Air Cholangiographyの肝切除術後胆汁漏予防に対する有用性の検討

[演者] 松木 亮太:1
[著者] 井上 陽介:1, 市田 洋文:1, 熊谷 祐:1, 武田 良祝:1, 田中 真之:1, 寺澤 無我:1, 松村 優:1, 石沢 武彰:1, 有田 淳一:1, 高橋 祐:1, 斉浦 明夫:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【背景・目的】肝切除における術中Air Cholangiographyの術後胆汁漏予防に対する有用性を検討した。【方法】肝離断終了後にC−tubeを挿入し,Airを注入.エコーで離断面近傍の胆管枝までAirが流入していることを確認した上で,直視で離断面やグリソン断端からのAir漏れを検索し,適宜縫合閉鎖する.【対象】2010年から2012年に当院で施行された肝切除のうち,胆道再建術,他臓器合併切除を施行された症例を除いた358例を検討した.【結果】胆汁瘻発生率は5.0%であった.ACは204例に施行され,AC施行群vsAC非施行群での胆汁瘻発生率は有意差認めないものの,離断面積100㎠以上の症例ではAC非施行群に胆汁瘻が多い傾向にあり,肝離断中の結紮回数が40回を超える症例ではAC施行群に有意に胆汁瘻発生が少なかった.【結論】術中Air Cholangiographyは簡便かつ非侵襲的な方法であり,術後胆汁漏の発生頻度を低下させる可能性が示唆された.さらに症例を追加して本会で報告する.
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