演題

OP-278-1

大腸癌リンパ節転移の被膜外浸潤と肝転移切除後の予後との関係

[演者] 鈴木 秀樹:1
[著者] 和田 渉:1, 新木 健一郎:2, 久保 憲生:2, 渡辺 亮:2, 塚越 真梨子:2, 石井 範洋:2, 桑野 博行:2
1:伊勢崎市民病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

【はじめに】大腸癌の所属リンパ節に注目しリンパ節被膜外浸潤と肝転移形式との関係を検討した。【対象】1995年から2011年までに施行した大腸癌肝転移の切除症例121例を対象とした。【方法】原発巣のリンパ節転移において被膜外浸潤の有無を調べて、被膜外浸潤有群(ECI陽性群)と被膜外浸潤無群(ECI陰性群)に分けて検討を行った。【結果】 ECI陽性症例では同時性肝転移が多く (p=0.0238)、肝転移個数においても有意にECI陽性症例は肝転移個数が多い傾向がみられた(p=0.0001)。しかし肝転移の大きさ、肝転移の分布に関しては両者に有意な差はみられなかった。予後について検討するとECI陽性群はECI陰性群に比較し有意に予後不良であった(p=0.0024)【結語】ECI陽性を示す大腸癌肝転移症例では術前の化学療法など集学的治療を考慮する必要があると考えられた。
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