演題

OP-277-4

肝外転移併存大腸癌肝転移に対する外科治療の意義

[演者] 中山 岳龍:1
[著者] 武田 和永:1, 澤田 雄:1, 浅野 史雄:1, 大田 洋平:1, 本間 祐樹:1, 森 隆太郎:1, 熊本 宜文:1, 大田 貢由:2, 松山 隆生:1, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター

【目的】肝外転移併存大腸癌肝転移の切除成績・予後因子を解析し外科的切除の意義を明らかにする。【対象】1992年~2013年までの肝転移切除503例を対象とした。肝外転移併存例は91例(18.0%)であり58例(11.5%)で肝・肝外転移ともに切除し、33例(6.5%)で肝転移のみ切除した。【結果】全例(n=503)の5年生存率は50.4%、5年無再発生存率は26.8%で、肝外転移併存91例ではそれぞれ25.3%、14.3%であった。主な肝外転移部位は肺、リンパ節、腹膜、原発巣局所再発、副腎、脾、骨、ポ−トサイト であった。肝切除群の長期成績は1年生存率65.7%、3年生存率25.5%、生存期間中央値:20.2か月と化学療法群(それぞれ56.8%、7.2%、12か月)に比較し良好であった(p=0.07)。肝切除群の3年以上生存例では肝転移個数4個以下のものが多かった。【結語】肺単独転移あるいは肝・肝外の総転移個数が4個以下のものは切除の良い適応と考えられた。
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