演題

OP-277-1

大腸癌多発肝転移の初回治療戦略

[演者] 市田 晃佑:1
[著者] 鈴木 浩一:1, 野田 弘志:1, 宮倉 安幸:1, 辻仲 眞康:1, 清崎 浩一:1, 高田 理:1, 池田 太郎:1, 蓬原 一茂:1, 齊藤 正昭:1, 谷山 裕亮:1, 渡部 文昭:1, 田中 宏幸:1, 井本 博文:1, 武藤 雄太:1, 髙山 裕司:1, 福井 太郎:1, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科

[緒言]大腸癌多発肝転移の初回治療戦略について、腫瘍学的視点から手術適応を検討する。[方法]対象は大腸癌多発肝転移に対して初回手術を施行した36例。また化学療法を施行した16例を比較対象とした。片葉か両葉か、転移個数、腫瘍径の大小不同の項目で分類し、無再発生存期間(RFS)、全生存期間(OS)について検討した。[結果]片葉と両葉の治療成績(RFS、OS)には有意差を認めなかった。転移個数では、5個以上の群で早期再発が多い傾向だったが、予後に有意差はなかった。腫瘍径は、R=最大/最小とすると、大小不同のある群(R≧5)では治療成績が不良であった。化学療法症例と比較すると、両葉または5個以上では手術先行で治療成績が良好だったが、大小不同(R≧5)では両群の治療成績に有意差はなかった。[結論]大腸癌多発肝転移の初回治療戦略は、転移巣が両葉や5個以上でも外科治療が第一選択だが、大小不同(R≧5)症例では化学療法もひとつの選択肢となる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版