演題

OP-275-8

腹腔鏡下肝切除術式のclassification:技術的要求度に応じた術式の分類・層別化

[演者] 河口 義邦:1
[著者] 野見 武男:1, Fuks David:1, 國土 典弘:2, Gayet Brice:1
1:Institut Mutualiste Montsouris, Université Paris Descartes, 2:東京大学肝胆膵・人工臓器移植外科

[背景]Consensus conference(AnnSurg2009)で腹腔鏡下肝切除(LLR)の望ましい適応が報告されたが不十分である。LLR術式を検討し技術要求度に応じたclassificationを報告する。[方法]再/複数肝切除・同時手術を除く245例を対象とした。[結果]全症例の手術時間、出血量、重症合併症率の中央値(180分、120mL、10%)を基にI群(部切、外側区切除)、II群(前外側区域切除、左肝切除)、III群(後背側区域切除、右肝切除、中央切除、拡大左/右肝切除)と分類。群番号の増加とともに手術時間(P<0.001)、出血量(P<0.001)、conversion率(P<0.001)、総/重症合併症率(P<0.001)は増加する傾向がみられた(Jonckheere-Terpstra/Cochran-Armitage trend test)。[結論]LLRの技術要求度に応じたclassificationとして、I群:beginning level、II群:intermediate level、III群:advanced levelを提案する。本分類は、安全にLLRを適応拡大するための指標として有用である可能性がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版