演題

OP-275-6

肝表面に存在する肝細胞癌に対する腹腔鏡下肝切除とラジオ波焼灼術の治療成績について

[演者] 伊藤 得路:1
[著者] 田中 肖吾:1, 岩井 秀司:2, 竹村 茂一:1, 萩原 淳司:2, 打田 佐和子:2, 新川 寛二:1, 西岡 孝芳:1, 木下 正彦:1, 濱野 玄弥:1, 江田 将樹:1, 河田 則文:2, 久保 正二:1
1:大阪市立大学肝胆膵外科, 2:大阪市立大学

【目的】肝表面に存在する肝細胞癌(肝癌)に対する腹腔鏡(補助下)肝切除(LH)とラジオ波焼灼術(RFA)の治療成績を検討した。【患者・方法】2011~2013年に肝表面に存在する(辺縁から5mm以内)3cm・3個以内の肝癌に対してLHを施行した40例とRFAを施行した52例を対象とした。Selection biasに対して傾向スコアで交絡因子を調整した上で、治療後成績を比較検討した。【結果】傾向スコアマッチングにて、片群27例ずつ抽出された。2群間の臨床像に差を認めなかった。LH群1例が癒着で開腹移行した。合併症はLH群4例(15%)で認めたが、いずれも軽症であった(RFA群0%、p=0.11)。治療後在院日数はLH群(平均12.6日)で有意に長かった(RFA群平均7.6日、p<0.001)。LH群では局所再発は認めなかったがRFA群で7例(26%)に認めた(p=0.01)。【まとめ】肝表在肝癌に対する腹腔鏡下肝切除の治療成績は良好であった。
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