演題

OP-275-5

教室における腹腔鏡下小範囲肝切除手技と短期成績

[演者] 野垣 航二:1
[著者] 村上 雅彦:1, 青木 武士:1, 松田 和広:1, 草野 智一:1, 古泉 友丈:1, 三田村 圭太郎:1, 藤森 聡:1, 渡辺 誠:1, 大塚 耕司:1, 加藤 貴史:1
1:昭和大学消化器・一般外科

肝硬変合併肝細胞癌(HCC)は肝予備能を考慮し、大腸癌肝転移(CLM)は残肝機能を維持するため小範囲切除が適応されることが多いが、切除断端マージンの確保が困難な場合がある。腹腔鏡下小範囲肝切除による工夫点と短期成績を検討した。対象は小範囲肝切除を施行したHCC140例、CLM114例である。HCCを腹腔鏡群(31): A群と開腹群(109): B群に、CLMを腹腔鏡群(22): C群と開腹群(92): D群に分け比較検討。手術の工夫として術前3Dバーチャル画像を作成、解剖を術前・術中に詳細に把握、術直前に肝内にTatooningを施行した。平均手術時間145分、平均出血量 94g、切除断端は全例陰性。累積生存率はA群vs B群にて5年生存率は56.2%:69.4%。C群 vs D群にて3年生存率 66.3%:75.7%であり有意差を認めなかった。考察:肝腫瘍に対する腹腔鏡下小範囲肝切除術は、根治性を損なわない低侵襲手術であり、3Dバーチャル画像と術直前Tatooningは有用な手術支援ツールである。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版