演題

OP-275-1

腹腔鏡下肝切除の現状と適応拡大 安全性確保への取り組み

[演者] 渋谷 和人:1
[著者] 松井 恒志:1, 吉岡 伊作:1, 福田 卓真:1, 祐川 健太:1, 森山 亮仁:1, 関根 慎一:1, 橋本 伊佐也:1, 北條 荘三:1, 堀 亮太:1, 奥村 知之:1, 長田 拓哉:1, 塚田 一博:1
1:富山大学消化器・腫瘍・総合外科

【はじめに】当科では2010年より腹腔鏡下肝部分切除を導入。近年区域切除や葉切除も施行している。腹腔鏡下肝切除の適応拡大について手技や成績を報告する。【手技】最初は症例により腹腔鏡補助下も併用。2012年は全例完全腹腔鏡下での切除が可能となった。より安全な視野を得るべく症例により肋間ポートを導入。止血デバイスとしてmonopolar soft凝固を導入し、切離線を前凝固した後にCUSAで肝実質破砕を行っている。【結果】平均年齢65.9歳。HCC32例、liver meta9例、CCC2例、良性4例。Hr0/HrS/Hr1/Hr2:37/3/4/3例。S1/S2/S3/S4/S5/S6/S7/S8=2/6/6/10/5/9/6/7例。平均腫瘍径2.4cm。平均手術時間267.9分。平均出血量196.7ml。Clavien-Dindo分類gradeIII以上の合併症なし。soft凝固による前凝固を用いての肝切離を導入して以降は、出血量が有意に減少した。【結語】デバイスや術野展開の工夫により、安全に腹腔鏡下肝切除の適応拡大が可能であった。
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