演題

OP-274-3

完全腹腔鏡下肝右葉切除術の定型化

[演者] 中平 伸:1
[著者] 武田 裕:2, 桂 宜輝:2, 井上 雅史:1, 伊禮 俊充:1, 畑中 信良:1
1:国立病院呉医療センター・中国がんセンター外科, 2:関西労災病院外科

【はじめに】2010年6月から2014年4月までに腹腔鏡下肝切除239例(葉切除以上32例)を施行。定型化された腹腔鏡下肝右葉切除の手術手技を報告。【手術手技】肝右葉切除は左半側臥位、4ポート。血流遮断用とhanging maneuver用のテーピングを行っている。hanging maneuverの応用が切離面展開と切離方向の確認に有用。術者は患者左側から左手で肝切離。術者助手の2本の吸引管にて切離面を展開することによりクリアな術野が得られる。右グリソンの剥離には直角鉗子もしくはEndo Retractを使用。術中超音波と虚血変色域を参考にして切離ラインを決定し、BiClampによるCrash & ClampingとSealingにて切離を進める。肝実質の切離が完了してから、前後区域グリソンもしくは可及的末梢で右グリソンを自動縫合器で切離する。右肝静脈を自動縫合器で切離し右葉切除が完了。【結語】医療機器、切離技術の進歩にて腹腔鏡下肝右葉切除は安全かつ確実に施行可能となっている。
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