演題

OP-273-7

腹腔鏡下肝切除の進歩に伴い開腹手術の手技は変化したか

[演者] 高橋 豊:1
[著者] 片桐 聡:1, 有泉 俊一:1, 小寺 由人:1, 山下 信吾:1, 大森 亜紀子:1, 尾形 哲:1, 江川 裕人:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

【はじめに】近年,腹腔鏡下肝切除術(LH)の技術は急速に発展している。今までは開腹手術と同等の手技ができることがLHの目標であったが,LHを経験してきた現在,開腹手術の手技も変化していることに気付く。【目的】当院でのLHの手術成績,手技から開腹手術の手技の変化を考察する。【方法】開腹創を小さくして行った前方アプローチの右肝切除の症例を供覧し,LHから影響を受け変化した手技について示す。【手術手技】右肝切除においても前方アプローチを応用することで,小さな開腹創で切除が可能となった。肝切離面に対してのcounter traction(CT)の取り方が重要となる。肝離断面の左右肝実質に支持糸で適切な緊張をかける。下大静脈周囲の切離ではhanging maneuverが多用されているが,これもCTとして応用する。【結語】LHが普及する中でより小さな開腹創で手術を行う努力をしている。その中でLHからフィードバックされたCTの手技が有用であると考えられた。
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