演題

OP-273-6

腹腔鏡下解剖学的肝切除により知る開腹肝切除基本手技の重要性とその進むべき道

[演者] 板野 理:1
[著者] 篠田 昌宏:1, 北郷 実:1, 阿部 雄太:1, 日比 泰造:1, 八木 洋:1, 筒井 りな:1, 岸田 憲弘:1, 永 滋教:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学外科

腹腔鏡下肝切除と開腹肝切除との手術手技の比較を行い、その方向性を検討。肝脱転:視野は多方向かつ深部も良好。IVCの位置を意識した剥離手順が重要。脈管は必ず2重の処理にて切離。切離面の維持:容易に方向感覚を喪失、術中超音波による詳細な検索困難。術前シミュレーションによる手術計画が必須。肝離断:肝静脈根部からあるいは肝門部から末梢へ離断することが、多方向視野とポート位置の工夫で可能。当院の2013年度肝切除49例のうち39例(80%)、内解剖学的切除で20/24例(83%)に腹腔鏡手術を施行し、開腹移行なく全例でR0切除であった。腹腔鏡下肝切除で技術検討にて、開腹手技の基本の重要性を再認識。しかし、腹腔鏡にて、その基本手技をさらに忠実に実現可能にし手技の質を上げられる可能性あり。腹腔鏡手技を最適な使用法で用いることにより、肝切除術全体の質が向上可能。【供覧ビデオ】腹腔鏡下S8亜区域およびS1亜区域切除。
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