演題

OP-273-5

腹腔鏡下系統的肝切除の工夫と開腹肝切除への寄与

[演者] 松井 康輔:1
[著者] 海堀 昌樹:1, 石崎 守彦:1, 飯田 洋也:1, 松島 英之:2, 坂口 達馬:1, 井上 健太郎:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学外科, 2:明生病院 外科

当科における腹腔鏡下系統的肝切除の工夫を供覧する。手術手技の工夫:肝門部操作では、葉切除を行う場合、基本的に個別処理としている。胆管処理は、肝実質切離を進めた後に残存側胆管と距離を取れれば自動縫合器により切離を行っている。また術前画像シミュレーションにより、肝外でのグリソン個別・一括処理のシミュレーションを可能としている。ここで安全性の確認できた症例では一括切除を行っている。実質切離では、原則Pringle法を用い、デバイスは開腹と同様CUSA、アクアマンティスを用いている。また、ICG蛍光染色法によるdemarcation lineのマーキングとHanging maneuverにより切離方向の安定化を図っている。更にICG蛍光法を用いた胆汁漏テストも行っている。腹腔鏡下肝切除は、その拡大視効果による繊細な手術操作と手術手技の定型化による過大手術侵襲の低減が可能となった。これらは、今後の開腹肝切除の低侵襲化に寄与するものである。
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