演題

OP-273-2

腹腔鏡下肝切除手術の現状と開腹手術を含めた今後の展望

[演者] 武田 裕:1
[著者] 桂 宜輝:1, 大村 仁昭:1, 中平 伸:1, 橋本 直佳:1, 日馬 弘貴:1, 木村 慶:1, 松下 克則:1, 森本 祥悠:1, 佐藤 泰史:1, 石田 智:1, 賀川 義規:1, 新田 佳苗:1, 沖代 格次:1, 竹野 淳:1, 向坂 英樹:1, 谷口 博一:1, 柄川 千代美:1, 加藤 健志:1, 田村 茂行:1
1:関西労災病院外科

当院での腹腔鏡下肝切除の現状を検討し開腹手術を含めた今後の展望を考察した。2010年6月から2014年8月までに266例の腹腔鏡下肝切除術を施行した。腹腔鏡下肝切除はBiclampによるClamp-Crush法を基本とし場合によりCUSAを使用している。腹腔鏡下と開腹肝切除の比較では手術時間321分/214分 p<0.01、出血量446g/1343g p<0.01で腹腔鏡下肝切除は手術時間を要したが出血量は少なかった。開腹肝切除は減少し2012年以降では同時手術が開腹以外は下大静脈浸潤7例、胆道再建2例であった。以前はCUSAと電気メスの切離であったが2012年以降はCUSA ,Biclamp等を併用している。下大静脈浸潤症例でCUSA群10例とCUSA+Biclamp等群5例を比較すると、出血量は434.4g/347g、手術時間は4097分/1510分であり、出血量の軽減、手術時間の短縮が図れる可能性が示された。腹腔鏡下肝切除は適応を広げて行き開腹肝切除は腹腔鏡下肝切除での技術を吸収し安全性が向上すると考えられた。
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