演題

OP-272-5

膵島移植生着を評価するための画像検査 −超音波検査の可能性について−

[演者] 坂田 直昭:1
[著者] 小玉 哲也:2, 吉松 軍平:1, 青木 豪:1, 石田 晶玄:1, 川口 桂:1, 益田 邦洋:1, 岡田 良:1, 薮内 伸一:1, 深瀬 耕二:1, 大塚 英郎:1, 水間 正道:1, 林 洋毅:1, 中川 圭:2, 岡田 恭穂:1, 森川 孝則:1, 吉田 寛:1, 元井 冬彦:1, 内藤 剛:1, 片寄 友:3, 海野 倫明:1
1:東北大学消化器外科, 2:東北大学医工学研究科治療医工学, 3:東北大学統合がん治療外科

近年、膵島移植において、画像検査による移植膵島の生着評価が試みられているが、われわれは超音波検査により膵島の生着を評価する研究を進めている。 まず、糖尿病マウスに対し同種同系および異種膵島を腎被膜下移植し、その状態を高周波超音波検査(VEVO770)で評価した。同種同系の生着膵島は高エコー域として、異種膵島は低エコー域として確認された。さらに蛍光色素を内含するマイクロ/ナノバブル超音波造影剤を作成し、これを同種同系腎被膜下膵島移植を受けた糖尿病マウスに尾静注し、高周波超音波検査を行った。膵島は造影剤投与後1分以内に造影され、15分間造影された状態が維持された。膵島の造影効果は膵内分泌機能に相関し、造影効果の高いマウスでは血糖の改善と血清インスリン値の上昇が認められた。 以上より、超音波検査により移植膵島の生着を評価できる可能性があると考えられる。
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