演題

OP-272-4

β細胞置換療法発展へのバイオインフォマティクス的アプローチ

[演者] 穴澤 貴行:1
[著者] 見城 明:1, 木村 隆:1, 芳賀 淳一郎:1, 佐藤 哲:1, 佐藤 直哉:1, 渡邊 淳一郎:1, 菊池 智宏:1, 後藤 満一:1
1:福島県立医科大学臓器再生外科

【背景】β細胞置換療法である膵島移植は、再生医療新法により細胞培養・加工の外部委託が可能となり、その開発が期待される。我々はバイオインフォマティクス的手法による有効な培養・加工法の開発を試みた。【方法】単純培養群および薬剤(Mitomycin C)処置群において時間軸の異なる膵島よりmRNAを抽出し、Microarrayを施行。バイオインフォマティクス解析ソフトにて機能解釈やパスウェイ解析を行った。【結果】ラットからマウスへの移植では薬剤処置に培養を加えると生着期間が延長した。単純培養膵島ではcell death and survival, immune cell trafficking,およびinflammatory responseに 関わる遺伝子群の発現が増加するが、薬剤処置群では発現が抑制された。上流制御因子としてIL1βとTNFが抽出され、制御の重要性が示唆された。【結論】培養・加工段階で、炎症緩和と細胞死抑制を図り、免疫細胞の惹起を抑えることの有効性が本手法により示された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版