演題

OP-272-2

細胞外基質と血管新生因子が筋肉内膵島移植に与える有効性の検討

[演者] 土屋 朗之:1
[著者] 坂田 直昭:1, 吉松 軍平:1, 青木 豪:1, 川口 桂:1, 益田 邦洋:1, 岡田 良:1, 石田 晶玄:1, 薮内 伸一:1, 深瀬 耕二:1, 岡田 恭穂:1, 林 洋毅:1, 中川 圭:2, 森川 孝則:1, 吉田 寛:1, 元井 冬彦:1, 内藤 剛:1, 片寄 友:2, 江川 新一:3, 海野 倫明:1
1:東北大学消化器外科, 2:東北大学統合がん治療外科, 3:東北大学災害医療国際協力学

膵島移植において筋肉内は安全性の高い移植部位であるが、臨床応用には移植効率の向上が急務である。そこで、細胞外基質と血管新生因子を用いる筋肉内膵島移植法を検討した。マウス分離膵島をマトリゲル存在下で培養し、膵島の残存率、生存率、インスリン分泌能を評価した。また糖尿病マウスに膵島をマトリゲルとともに移植し,その効果を評価した。群分類は①膵島単独群②マトリゲル(血管新生因子なし)群③マトリゲル群とした。残存率、生存率、インスリン分泌能いずれも膵島単独よりマトリゲル群で有意に良好な結果が得られた。筋肉内移植後の血糖値には、血管新生因子の有無によっても有意差が認められた。マトリゲル存在下では移植膵島内のアポトーシスは有意に減少し、増殖細胞は有意に増加した。また、膵島周囲新生血管数は血管新生因子を含んだマトリゲルで有意に増加した。細胞外基質と血管新生因子は筋肉内膵島移植の移植効率を改善する。
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